スマレジとSquareレジ(スクエアレジ) はどっちがオススメ?性能や価格から徹底比較!

スマレジ                                                                            Square

出典元:スマレジ                                                                出典元:Square公式サイト

近年、キャッシュレス決済の普及や飲食店のIT化に伴い、POSレジの導入が急増しています。こちらの記事では「スマレジ」と「Square(スクエア)」の費用、連携できるシステムやサービス、使える決済方法、外部との連携面、サポート面などを比較します。

それぞれのメリットとデメリットを理解することで、自分に最適なPOSレジを選ぶことができますので、ぜひ参考にしてください。

「スマレジ」と「Square」どっちがおすすめ?

2つのPOSレジを比較してみて、どっちがおすすめかというと、

・お金がかかっても機能面を充実させたい人は「スマレジ 」

・コストを最低限抑えてPOSレジを活用したい人は「Square」

という結論になります。

このような結論に至った理由について、これから詳しく解説していきます。

「スマレジ」 と「Square」大きな違いとは?

①費用

スマレジは無料プランと有料プランのがあるのに対し、Squareには無料プランしかありません。
スマレジでは「スタンダート」プランが無料プランとなっています。有料プランには、プレミアム、プレミアムプラス、フードビジネス、リテールビジネスの4つの選択肢があります。

②キャッシュレス決済機能

スマレジとスクエアレジのどちらもで使えるのがキャッシュレス決済機能です。
スマレジでは「スマレジPAYGATE」、スクエアレジでは「Square決済」と連携すれば、キャッシュレス決済を簡単に導入できます。
どちらも多くの決済方法を使えますが、スマレジのほうが対応している決済方法が多いです。どちらにも対応している決済方法が以下のようになります。

スマレジとスクエアレジのどちらでも使える決済方法

クレジットカード・そのタッチ決済(VISA・Mastercard・JCB・他多数)

電子マネー(交通系IC・iD・QUICPay)

QRコード決済(PayPay)

 

スマレジでしか使えない決済方法

電子マネー(WAON・nanaco・楽天Edy)

QRコード決済(d払い・楽天Pay・メルペイ・auPAY)

③外部サービスとの連携

POSレジというのは、会計作業やレジ締めのためだけではありません。
お店の業務全体を効率化できる仕組みも持っています。今回の場合は、

スマレジ→多彩な連携機能と業務効率化の機能が豊富

スクエアレジ→オンラインショップとの連携のみ

となっています。

スマレジでは、仕入れ管理やUberEats連携など、多くの連携機能があります。
一方、Squareレジでは、Square決済を利用したオンラインショップとの連携しかできません。

④レジ機能

スマレジとSquareレジ、どちらも基本的なレジ機能は同じです。

共通するレジ機能

通常の販売

レシートの出力(対応プリンタが必要)

商品へのカスタマイズ(トッピングなどのオプション)

個別会計

値引き販売

商品のグループ分け

商品ごとの払い戻し

商品をスキャン・もしくは手動で選択→会計→レシート出力という一連の作業はスマレジでもSquareレジでも対応しています。個別会計や値引きなども両方とも対応できます

一方、多機能が売りのスマレジにしかできないことがあります。
スマレジの機能は多岐に渡りますが、例えば以下のような機能があります。

スマレジだけの機能

軽減税率対応
セルフレジ機能
顧客管理
スタッフ向けの操作練習モード
商品別税率設定
免税機能
デリバリーサービスとの連携

これらの機能はスマレジにしかできません。
他にも、様々な機能がスマレジでは提供され、拡張性が高いです。

「スマレジ」 と「Squareレジ」の性能を比較!

スマレジ とSquareレジの基本スペックを比較した表になります。

POSレジ スマレジ  Squareレジ
初期費用 0円 0円
月額費用 スタンダードプラン:0円

プレミアムプラン:5,500円

プレミアムプラス:8,800円

フードビジネス:12,100円

リテールビジネス:15,400円

0円
決済手数料 クレジットカード:2.90%〜

電子マネー:3.24%〜

QRコード決済:2.00%〜

クレジットカード:3.25%〜

電子マネー:3.25%〜

QRコード決済:3.25%〜

使える決済サービス 【クレジットカード】

VISA・JCB・MasterCard・American Express・Discover・Diners Club・UnionPay(銀聯)

【電子マネー】

交通系電子マネー・ iD・QUICPay+

【QRコード決済】

PayPay・d払い、楽天ペイ・au PAY・メルペイ・LINE Pay・Alipay・WeChat Pay

クレジットカード】

VISA・MasterCard・American Express・JCB・Discover・Diners Club

【電子マネー】

交通系電子マネー・QUICPay+・iD

【QRコード決済】

PayPay

入金手数料 要問い合わせ 無料
サポート 専用サポートサイトと365日体制のサポートデスクがあります。 電話サポート受付時間: 10:00 〜 18:00 (年末年始・臨時休業日除く)、加盟店コミュニティ有り
オンライン決済 利用可能 利用可能

 

「スマレジ」 のメリット

豊富なプランと機能

業種や規模に合わせた5つのプランと、豊富な種類のオプション機能から選択できるため、最適なシステムを構築できる

・高い拡張性

外部サービスとの連携が豊富で、顧客管理システムや会計ソフトなど、様々なシステムと連携できる

・詳細な分析機能

売上分析、顧客分析、商品分析など、詳細な分析機能で経営に役立つ情報を提供できる

・安定した動作

高い安定性とセキュリティを備えているため、安心して利用できる

「スマレジ」 のデメリット

・月額料金が高い

無料プランはあるものの、有料プランの月額料金はAirレジよりも高額

・初期設定が複雑

豊富な機能ゆえに、初期設定が複雑で、導入に時間がかかる場合がある

「Squareレジ」のメリット

・導入が簡単で初期費用がかからない

スマホやタブレットに専用アプリをインストールするだけで利用できる

・入金手数料が無料

入金手数料がかからないので、売上金額から手数料が引かれない

・デザインがスタイリッシュ

シンプルなデザインで、店舗の雰囲気に合わせやすい

「Squareレジ」のデメリット

・決済方法がスマレジ と比べて少ない
スマレジに比べて決済方法が少ないので、幅広い決済ニーズを応えるためには満足いかない可能性があります

・分析機能がスマレジ と比べると簡易的

詳細な分析機能は搭載されていないため、スマレジ と比べると分析機能では満足いかないかもしれません

・決済手数料がほんの少しだけ高い

決済手数料がスマレジ と比べると0.1%ほど高い

「スマレジ」 はこんな人におすすめ!

・複数の店舗で利用したい人
・豊富な機能で売上アップを目指したい人
・詳細な分析機能で経営に役立てたい人
・長期的な視点でシステム導入を検討している人
・導入に時間をかけられる人

「Squareレジ」はこんな人におすすめ!

・導入コストを抑えたい人
・デザイン性の高いレジを求めている方
・入金手数料を負担したくない人

まとめ

スマレジとSquareレジは、それぞれ異なる強みや弱みを持つPOSレジです。
最適なPOSレジを選ぶためには、業種や規模、予算、必要な機能によって異なります。それぞれの機能や料金プランを比較検討することが重要になりますので、POSレジ選びの際には今回の記事をぜひ参考にしてください!